2022/01/14
慶應義塾大学医学部
慶應義塾大学医学部内科学教室(循環器)の白川公亮訪問研究員と佐野元昭准教授と小林英司客員教授らの研究グループは、慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート水素ガス治療開発センターの活動のなかで、水素がphorbol-12-myristate-13-acetate(PMA)やカルシウムイオノフォアA23187で刺激した際の好中球細胞外トラップ(Neutrophil Extracellular Traps, NETs)の産生を抑制することを明らかにしました。さらに、マウスおよび高齢のマイクロブタにリポ多糖(LPS:Lipopolysaccharide)で敗血症を誘発した際に、水素吸入療法が、肺におけるNETsの産生を抑制することを確認しました。
詳細:慶応義塾大学ホームページ